はじめに
Xcodeでアプリ開発を行う際に、要素の色を設定する方法はいろいろあります。
ストーリーボード からもかなり細かく指定する事は可能ですが、動的に色を変更したいケースにはSwiftのコードを利用して色を変えてあげる必要があります。
また、RGBによる色指定を行いたい場合もあると思います。
今回はそのようなケースに対応する方法について紹介していきます。
デフォルトで用意されているUIColorを利用する場合
以下 のコードのようにします。
view.backgroundColor = UIColor.black
しかし、デフォルトではUIColorは、14色しか設定されていないため、他の色を使いたい場合は自分で追加する必要があります。今回はその方法について記述します。
デフォルトのUIColorの種類については、下記の外部サイト様に記載がありましたので気になる方はご覧ください。
[iPhone] UIColor ボタン、ラベルなどの色設定
UIColorを拡張して、任意のRGB色を作成する
以下のように、UIColorを拡張します。
//UIColorを拡張
extension UIColor {
//色を追加
static var smokeGray: UIColor { return UIColor.init(red: 235 / 255, green: 235 / 255, blue: 235 / 255, alpha: 1.0) }
}
色の指定はRGBで行います。追加した色(今回の場合はsmokeGray)を以下のように任意の箇所で利用する形となります。
override func viewDidLoad() {
super.viewDidLoad()
//作成したUIColorを利用
view.backgroundColor = UIColor.smokeGray
}
この方法を使えば、必要なUIColorを作成することが可能です。
デザインにこだわってアプリを作りたい方や、画面ごとに微妙に色を変えたいケースには非常に便利ですので使ってみてください。
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