この記事の内容は、新卒当時の筆者の勘違い・反省点についてまとめたものです。
新卒でこれから就職をしようとしている方は是非ごらんください。特に「地元の大きな企業に就職すればいいや」と考えている方におすすめです。
適当に選んで就職した企業が、結果として自分に合っていればそれはそれでいいと思いますが、合わないと結構大変なことになります・・・。
今回は新卒の時の失敗経験についてまとめてみたよ
新卒の頃って辛かったですよねえ・・・。
そりゃあもう・・・。
いまだに思い出してブルーになるもの・・・
大学生時代に勘違いしていたこと
なんだか知らないけど「自分は優秀だ」と思い込んでいた
大学生の頃って、勉強できるだけで「自分は優秀だ!」と勘違いしちゃうんだよね・・・。
わかります。
そして社会に出てから自分のダメさに気づくという・・・。
著者は大学を卒業して、銀行員になるまで「なんとなく」生きてしまった人間でした。
別に器用なタイプではなかったけど勉強はできたんです。家もそこそこお金があって、塾とかも行かせてもらってました。
社会人になるまでって、勉強さえできれば案外なんとかなるもんです・・・。
大学生時代は、就活までなんも考えてませんでした。友達と遊んで、本読んで、映画見てというまあありきたりな学生生活。ややインドアではありましたが・・・。
就活も地元の地銀に案外あっさり受かってしまい、「なーんだ僕って優秀なんじゃん」となんとなく思っていました。
勉強ができただけなのにね。
今思うと恥ずかしい・・・。
分析:何故自分は優秀だと思ってしまったのか
非常に恥ずかしいですが、自分が優秀だと勘違いした原因を分析してみました。
①実家が割と裕福で塾にも行かせてもらっていたので勉強にあまり苦労しなかった。
②団体行動が嫌いだったので、コミュニケーションスキルが磨かれていなかった。
③できないことを周りが助けてくれていた。親や優秀な友人等。
「自分にも当てはまる!」という人は気をつけましょう。多分あなたは優秀ではありません。少なくとも「努力しなくてもなんでもできるタイプ」ではありません!
辛すぎた銀行員時代
僕には全然向いていなかった銀行員
「なんとなく受かっちゃったから」で、地元の地方銀行に就職したらえらい目にあったよ。
あー、金融機関は合う合わないがはっきり出るっていいますもんね。
うん、僕は合わんかった。
銀行員は、辛かった・・・。
「まあ、僕優秀だしなんとかなるでしょ」とぼんやり生きてきた男には本当に合わなかった・・・。
いちおうフォローしておきますと、職場としては、別にそんなに悪いところじゃ無いですよ。お給料はいいし。最近「銀行なんて・・・」的な論調が強いようですが、会社として良くも悪くもちゃんとしてます。
実際、銀行員として優秀に楽しそうに生きてる友人もいますし。
ただ、著者には全然合わなかった・・・。
いやーなんもできませんでした・・・。だって努力とかそういう問題以前にあまりにも向いてないんだもの。
いつか別の記事にまとめようと思いますが、ダイナミックですよ。僕の銀行員時代のミスの数々は。
勤務開始から一年半程立ったある日、僕は叫びました「ギブアップ!!」。
この判断は間違っていなかったと思います。これに関しては自分を褒めてやりたい。
人間向いてることに関しては頑張った方がいいですが、向いてないなと感じたら早急に諦めるのが吉だと思います。
さっさと辞めて、新しい職場で頑張ればそれでいいのです。
銀行員に向いているのはこんな人
どんな人が銀行員に向いてますかね?
うーん、ざっくりいうと「年上に好かれる、ミスの少ない人」かなあ
そうなんですね。
合わない人には辛そうですね・・・。
ちなみに僕は「年上に嫌われる、ミスの多い人間」です。
えっへん!
・・・・・・
僕の考える、銀行員に向いている人の特徴はこんな感じです
①なんでもそつなくこなせる人。苦手ジャンルが少ない。
②年上の人とのコミュニケーションが上手。空気が読める。
③美男美女
ちなみに僕はひとつも当てはまりません!笑っちゃうぐらいあてはまりません!
特に①②が大事です。専門職じゃないので、器用さと対人関係のうまさが大事になると個人的には思います。
今考えると笑ってしまいますが、僕とは正反対なんです。好きなことしかできないし、気が合う人としかうまくいかないし・・・。
失敗の分析:そもそも何故銀行員になってしまったのか
そもそもどうして、向いてないのに銀行員になっちゃったんですか?
う〜ん、自分の特徴がよくわかってなかったのと、見栄っ張りだったのかなあ。
かっこ悪い理由ですね・・・。
まあ、新卒の頃って大体の人はそんなもんな気もするけどね。
そうじゃない優秀な人もいるんだろうけど。
原因1:致命的な自己認識の甘さ
じゃあなぜ銀行員になってしまったのかというと、やっぱり「自分の特徴をきちんと考えていなかった」これにつきます。
「僕、頑張ればなんでもできるんじゃね」的なことも言ってました。
いやもうほんと、当時の自分の耳を掴んで耳元で叫んでやりたい。
「あなたは器用なタイプではありません。できるジャンルのことしかできない人間です。もっと自分の向き不向きを考えなさい。」
これから就活する方は是非、「自分どういう人間か」を見誤らないでください。自己分析では自分の欠点についてもしっかり考えましょう!
いけるはず!で進めてしまった分析は、もはや分析とは呼べません。単なる願望です。願望を基に立てた戦略は必ず失敗します。
原因2:ブランド主義
要は、見栄っ張りだったんです。
地方銀行というのは、少なくとも当時は就職先としてひとつのステータスではありました。
家族も友達も認めてくれる就職先でした。
僕は、自分ができること・得意なことを考える前に、周囲に説明することを考えてしまいました。
でも、今ならわかります。
就職先を周囲に認めてもらうことなんて、長期的には何の意味もないのです。
その瞬間に満足感が得られるだけです。
今では、転職を繰り返し、独立までして、社会的ステータスなんてさっぱりありません。
でも、友達は「今の方が君らしくていい」と言ってくれます。両親は、「まあ、君が幸せならいいよ」と言ってくれます。
収入は減りましたが、毎日楽しく暮らしています。それでいいんだと思います。
本人を不幸にする見栄なんて、何の意味もないのです。
自分に合う仕事を探そう
というわけで、新卒時代の失敗のお話でした。
これから新卒で就活・就職をする人にどんなアドバイスをしたいですか?
「きちんと自分の特性を理解した上で、自分に合った仕事を探そう」かなあ。
自分の欠点を冷静に見据えた上で、何ができるのかよく考えたほうがいいと思います。
今回はプログラマになる以前の失敗について書いてみました。
恥ずかしい話ばかりでしたが、過去をきちんと分析することは自分の今後にも役立つと思い、今回の記事にまとめた次第です。
冒頭でも書きましたが、銀行や地方の大企業そのものを批判する気は全くありません。
お伝えしたかったのは、「きちんと考えて、自分に合う仕事を探した方がいいよ」という当たり前と言えば当たり前のお話です。
逆に「考えすぎて何もしなくなる」というのもそれはそれで非常にまずいと思うので、バランスの難しいところではありますが・・・。
とにかく、「自分の特徴を冷静に捉える」という習慣は、若いうちにつけておいた方が絶対にいいです。
仮に失敗したとしても、後悔しないような就活をしましょう。
「もう社会人だけど仕事を辞めたい!」という方は下記の記事をご参照ください。
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